看護部長挨拶

イエズスの聖心病院看護部のホームページをご覧いただきありがとうございます。

イエズスの聖心病院の成り立ちは、1889年(147年前)に4名の修道女たちが熊本県に派遣され、孤児の救済および病人の施療活動を開始しました。それを礎とし、1889年に診療所が開院され、今年で創立135年を迎えます。

当院は、ホスピス単科の病院です。緩和医療を中心に、安全で安心な看護・介護の提供に日々努力を重ねています。また、2023年2月より介護医療院を開設し、医療が必要な要介護高齢者に、長期療養施設・生活のための施設として医療・看護・介護を実践しています。

私たちが一番大切にしたいのは、患者さんのそれぞれの人生観や価値観、思いに寄り添いながら、「患者さんやご家族にとっての最良」をともに考え、その人らしく生きることを支える看護・介護です。
私たちは、これを「みこころらしさ」と呼んでいます。
「みこころらしさ」は、私たちの真心であり、誇りです。

これは、患者さんやご家族の安心、満足感につながるだけではありません。
私たちは「聖心病院に来て良かった」と実感して頂ける看護・介護実践ができたかを、自分自身に問います。みこころらしさは私たちを変化させ、倫理観の高い看護師・介護士の育成につながると考えています。

患者さんやご家族に選ばれる病院である事はもちろんのこと、皆さんにも選ばれる病院でありたいと思っています。明るく風通しの良い職場環境への構築を、職員全員で取り組んでいます。また、患者さんやご家族への強い思いで自己が消耗しないように、自分自身にも寄り添うことが不可欠と考えます。生活を楽しみ、常に笑顔で看護・介護が提供できる職場で、働き続けることができるように支援していきます。

どうぞよろしくお願い致します。

看護部長 緒方 惠

看護部の理念・方針

理念

一人ひとりを大切にします

方針

正しく、観、聴き、判断し最善の
方法(技術)でケアを提供します

具体的方針
  1. 私たちは、患者さんご家族へ居心地の良い
    快適な環境を提供します
  2. 私たちは、専門職の責務として謙虚に学び続けます
  3. 私たちは、チームの一員という自覚と責任の下、
    一丸となってチームケアを実践します
  4. 私たちは、お互いを大切な存在として認め合い、
    分かち合い、人としての成長を目指します
教育理念

一人ひとりを大切にできる
看護職・介護職の育成

教育目的

人生の最終段階における患者・家族に寄り添える看護職・介護職を育成する

教育目標
  1. 高齢患者の特徴を理解し、尊厳を保つための
    ケアを行うことができる
  2. 人生の最終段階における患者の状態を理解し、その人らしくあるためのケアを行うことができる
  3. 地域社会の要請に応え、地域社会と共に歩める
  4. チームの一員としての自覚を持ち、
    良好なコミュニケーションを維持できる
  5. 研修・自己研鑽に励み、
    看護実践能力を向上させることができる